病弱でも前向きに行こうじゃないか

病弱と母に言われた三島知晴です。前向きになろうと頑張ってます。

家族に忘れ去られていた自分の誕生日って一体

一体…
何だ…?
まぁ自分も11日前になってやっと気付いた。
あの時友達とプリクラ撮ってなかったら気付いてなかったなあれ。
落書きタイムで「 歳まであと 日!!」って奴見つけなかったら気付いてなかったかもしれない…
うん、だから「13歳まであと11日!!」って入れておいた…
あんまり意味ないな…
あれ私だけの都合だし…
3回撮った中の1つだけだから良いか…
気にするとストレス溜まって髪抜けるかな。
うぅ、気にしない気にしない…


昨日、車の中での事。
妹が突然、母にひそひそと話し始める。
また誕生日のプレゼントの話かなと、妹がリビングのど真ん中でプレゼントの折り紙折ってたのを目撃し、さらにそれを「見てみて~」と見せられた私は思う。
妹はサプライズが苦手だ。
すぐばれる。
今までもそうだった。
その上、騙されやすい。
残念な性格してんな、と何となく同情しかけた私に、母の口からとびきりのプレゼントが飛んできた。
「あっ!知晴もうすぐ誕生日だったね!忘れてたw」
娘の私には、疑いたくなるような言葉だった。
驚きと悲しみと寂しさが混じった感情になってしまった私が「え、忘れてたの」と消え入りそうな声で言うのを遮って、母は
「ヤモリプレゼントしてあげよっか!」とちょい笑みで言った。
妹と「赤いリボンつけたら可愛いね」などと話す母が疑いきれない気持ちになった。
「ヤモリ、どう?」とケロッとした顔で聞く母に、私は
「やめて」と即答してしまった。

…私は悪くない…。

赤いリボンのついたヤモリなんていらない…
オスだったらどうするの…
性別の区別できないくせに…
ヤモリなら家に沢山居るじゃない…

と冗談だろう会話を本気にした私だった。



P.S.昨日の夕方、トイレの前で、小さなヤモリがつぶれてるのを見つけました。